2011年09月16日

9/16(金)晴れ:何にも知らずに百回忌( 菱田春草忌)

新進気鋭の創作水引作家・奇望堂さんの蛙作品を仕入れに行って、思いがけず、春草の百回忌法要におじゃますることができました。
奇望堂さんとは飯田市美術博物館(略称・美博びはく)でお会いして作品をお預かりしました。やけに人が多いなぁ、と思ってたら、今日は春草の命日で入場無料でした。誕生日の9月21日も無料になるそうです。
そのあと、奇望堂さんが春草百回忌に取材(記者さんでもあるので)に行くと聞いて、私も教えてもらって行きました。
飯田市役所の裏の浄土宗柏心寺が春草の菩提寺で、飯田市長も駆けつける中、5人の男声合唱のような声明で法要が行われ、グレゴリオ聖歌とかにも似て、音楽的に気持ち良く聞きました。和尚さんの帽子も細長い長方形の船みたいで面白く、袈裟は古布錦糸のパッチワークのようで美しく、本当に面白かったです。

写真は、柏心寺の本堂の中で見つけた像。本堂は建て直したばかりらしく、欄間の鳳凰や龍の彩色も鮮やかでしたし、何もかも金ぴか。その中で、古いご本尊や、この写真のような古い像は、たぶん、建て替え前と変わらぬ姿で座っておられました。
  


Posted by モリアオ41 at 23:59Comments(0)