2012年12月15日

12.14(金)晴れ:映画『カンタ・ティモール』

日本語に訳すと『歌え!ティモール』
東ティモールの、24年に及ぶインドネシアの占領からの独立に関するドキュメント映画『カンタ・ティモール』を見てきました。
東ティモールの今の平和な時代、歌で大事なことを子どもたちに伝えるシーンや共同で田植えしているシーンなど、のどかな風景の一方、インドネシア軍の虐殺やレイプの証言、軍が東ティモールのデモ市民を撃ち殺すシーンなども多く、かなり辛い映画でした。日本のインドネシア援助が、非道なインドネシア軍政を支持しつづけてきた事実の重さ。今なお、インドネシアの援助を続ける日本とはどういう国なのか。。。
一緒に行ってくれてたKちゃんが、
「泣いたほうが楽になるかな、と思って泣いてみたの。」
と言ってました。
映画の中の誰かも言ってました。
「泣いて、頭を重くしている涙を出してしまえば、辛い現実を直視できる。」
これは信じられるなぁと思いました。

写真は、上映会場の入口です。
  


Posted by モリアオ41 at 01:03Comments(0)